レビュー2026.06.28
ゾンビだらけの街でラジオDJ。『Wither Radio』は「声」で人を救うサバイバルだった
文・サバイブ通信編集部Wither Radio
Wither Radio / key visual 1200×630
ゾンビ禍に覆われた街を舞台にした『Wither Radio』は、戦うためのゲームではない。プレイヤーは深夜ラジオのDJとして放送ブースにこもり、選曲と語りかけだけで街に残る生存者たちを導いていく、これまでにないサバイバルADVだ。
武器の代わりに「言葉」を持つ
銃も車も持たない主人公にできるのは、電波に乗せた声だけ。リスナーからの投稿を読み上げ、状況に応じた選曲をすることで、生存者の避難ルートや士気に影響を与えていく。戦闘のスリルとは違う種類の緊張感が終始漂う。
screenshot: 深夜の放送ブース
選曲がそのまま生存戦略になる
明るい曲は士気を上げるが街の外の徘徊者を刺激し、静かな曲は安全だが生存者の不安を煽る——というように、選曲そのものがリスク管理の一部になっている設計が秀逸だ。ソロ専用ながら、声だけで多くの命運を左右する重みのある体験だった。
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